本プロジェクトでは、デザイン思考による「ものづくり」を体験しながら学ぶことで、よりイノベーティブな商品の開発やビジネスモデルの構築に向けたマネジメント能力を養うことを目指します。さらにユーザー視点からの新たな価値の創出を実現することで、日本の「ものづくり」の競争力を高めていくことも志向しています。
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デザイン思考

ユーザー中心の問題解決の手法。下図のプロセスによって行われます。

design-image・観察/問題設定(Observation/Define the Problem )
     ↓
・アイデア創出(Brainstorming)
     ↓
・試作(Prototyping)
     ↓
・評価(Evaluation)

これを繰返し、改善点や新たな課題を見出すことでブラッシュアップし、問題を解決します。

プロトタイピング

アイデアを視覚化し、実際に動作するものを作り、体験することでアイデアの検証をする行為。デザイナーと作り手が共にやり取りを行うこの段階で、新しい体験の創出が行われるため、デザイン思考のプロセスにおいて最も重要なポイントの1つとされています。「もの」によって生まれる人との相互作用や経験をデザインするためには欠かすことができない過程です。
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「“ワクワク体験”をつくる」

このプロジェクトでは、異なる学部の学生や社会人で構成されたグループで、プロトタイピングによる「ものづくり」を行います。今回は「“ワクワク体験”をつくる」をテーマに行いました。まずは、相手にどんな体験をしてもらいたいかブレインストーミングを行い、イメージを膨らませます。次に作品のアイデアスケッチペーパープロトタイプを作製し、互いにプレゼン、意見交換をすることで新たなアイデアを取入れます。作品イメージがある程度固まったところで、早速プロトタイピングに取りかかります。実際に形にすることで初めて気付くことや作製段階での課題が見出せます。また自ら作品を体験することで、更なるアイデアが創出されます。専門や特技の異なる者たちが互いに意見を出し合いながら共に試行錯誤することでより優れ た作品に仕上がっていきます。
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